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クルアペット ドーイガーム、北タイ料理にはアリの卵も登場・・・★★★★☆

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午後、お腹が減るのを待って向かったのは北タイ料理レストランの「クルアペット ドーイガーム」だ。オールドタウンの約2kmほど南を走るMahidol Rdという国道沿い、ビン川にも近い場所にある。移動はソンテウになるが、レストランの名前を告げても大抵はわからないから、スマホなどの地図を見せるしかない。>グーグルマップ 

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中はけっこう広い。午後遅めの時間なので客は我々のみ。

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いろいろ頼むの図。なぜか単体写真が撮れていなくて残念なのだが、この店の一押しは白ウコンのサラダだと思う(この全体写真の上の真ん中の皿)。ウコン、大葉、干しエビ、ピーナツ、ホムデン(タイの小さな紫玉ねぎ)、様々なハーブをやや甘めの柑橘系のソースで和えてあって、ウコンのシャクシャクした食感やクセの無い爽やかな香りと相性がいい。

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ナスのディップは北タイ料理の店では定番メニュー。ここのは炭火で焼いてあって、生姜醤油で食べる日本の焼きナスのような香ばしさと、ナスの濃厚な旨味が持ち味になっている。塩加減も程よく、ゆで卵を崩して混ぜて食べると、ナスと卵の異なる濃厚な風味が合わさってことのほか美味しい。フライドガーリックやネギもいいアクセントになっている。

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モツのスープには血プリン、生姜、レモングラス、バジル、レバー、豚の三枚肉などが入っている。酸っぱ辛いところはトムヤムクンにも似ているが、海老などは使われていないから、旨味や風味もややすっきりとしている。

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ラープの見た目は肉がパサパサに見えるが、意外にも肉汁を含んでジューシー。炒めたニンニクの風味をベースにして、バジルのようなハーブ香や強い辛さがやってくる。

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これは変わり種の赤アリの卵のサラダ。赤アリの卵はイサーン料理ではメジャーな食材らしく、今回ようやくお目にかかることができた。

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米をふっくらさせたような見た目の白い卵は口の中でプチっと弾けて、トロッとした中身はフレッシュでいて、どこか獣的な酸味を出す。ミント、ホーリーバジル、ネギ、玉ねぎなど強めのハーブと組み合わせてある。正直、美味しいかというとマニアックな味といったほうが良さげ。卵焼きなんかにもするみたいだけど、火を入れるとまた別の雰囲気になるかもしれない。

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スイーツはロッチョン。ココナッツミルクに緑に着色した米粉の麺のようなゼリーが入っているお菓子で、タイのほかにベトナム、ミャンマーなどで出るらしい。

クルアペット ドーイガーム、入り口の妙にファンシーな雰囲気とは裏腹に、本格的な北タイ料理が味わえる良店だった。料理の種類も豊富だからここだけでも色々楽しめそうで、特に白ウコンのサラダはグッド。星4.5に近い(★★★★☆)とします。


# by tadodays | 2017-05-16 00:33 | チェンマイ旅行

オームブン、素朴な中華系ベジタリアン食堂・・・★★★★☆

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日曜日いっぱい体調不良で寝込んだ奥様も、月曜の朝にはようやくご回復の兆し。まずは体に優しいご飯、ということでソンテウを乗り継いでやってきたのがここ。「オームブン」は旅行の参考にさせてもらっている「お食事」さんのブログにも紹介されている。場所はナイトバザールからChang Klan通りを1kmほど南下して、アート・イン・パラダイスというイリュージョン物ギャラリー(だまし絵美術館)の先を左に入った右手だ。ちょっとひなびた感じのオープンな食堂。>グーグルマップ 18.77581, 98.99953

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11時前でガランとしてるけど清潔感はある。店の人は中国語を話している様子。

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この日は20種類ほどの惣菜、3種類のスープ、赤米や雑穀米のご飯などがあり、すべてベジタリアンとのこと。

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惣菜をプレートに好きなだけ取って、レジで重さで会計するシステム。

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自分のはこんな。60バーツだから200円ぐらい。どの料理もほどよい塩加減で、料理の半分はけっこう辛い。ツル植物や豆類、トマトなど地野菜に豆腐やしいたけなどが主な食材。ひき肉炒めのような料理もあるのだが、これが驚くほど肉に負けない風味と旨味をもっていて、しばらくは信じられなかった。濃厚なトマトの味も印象的だ。

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かぼちゃのスープもあっさりした甘みがやさしい。オームブン、チェンマイまで来てマストで行く店ではないと思うけど、肩肘張らないベジタリアンの家庭料理というのはほっとできる。安いし、地元にこういう店があったら通いたいと思いました。星3.5が無いのでやや甘めの(★★★★☆)とします。


# by tadodays | 2017-05-14 12:01 | チェンマイ旅行

チャンクラン通りのカオマンガイの店・・・★★☆☆☆

カオソーイイスラムの後は、店で飲めなかった缶ビールを片手にサイクリングを続行する。ビン川の西を南北に走るチャンクラン通りを南下していくと、セントラル・チェンマイ・メモリアル病院の向かいの食堂が妙に流行っている。

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こんな感じ。自転車を停め、しばらく缶ビールをあおりつつ眺めているとひっきりなしに人が出入りするではないか。もしや地元で人気の店かも知れないぞと。

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正直、すでに満腹ですといういつもの調子だがしょうがない。一番人気と思われるカオマンガイ(60バーツ)を注文して、入り口付近のテーブルで食事中のおばさんと相席させてもらう。やってきたのがこんなカオマンガイだ。

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見た目は普通の皮なしカオマンガイで、大きめのルアー(血のプリン)付き。ソースは甘めなので、小さな皿に別に入ってくる生姜と青唐辛子を叩いた薬味は多めに加えたい。スープは少し化調っぽい。それにジャスミンライスではなく、日本のものに近い柔らかい食感の米で、香りが薄い。主役の鶏肉やルアも特徴のない味だ。うーんこれは外したかも。地元の人で人気=美味しい店という勝利の方程式は今回は通用しませんでした。



# by tadodays | 2017-05-10 01:34 | チェンマイ旅行

カオソーイイスラムのカオソーイ・・・★★★☆☆

チェンマイ到着の翌日、体調を崩していた奥様は大事をとって1日部屋でお休みされるという。1週間も宿泊すると、こういう時に無理をしないで済むのはありがたい。こちらは朝から自転車を借り出し、ワロロット市場などを偵察することにする。ホテルで借りた自転車は100バーツ/日だが、その辺のレンタルバイク店だと半額ぐらいと安い。ただし1000バーツ程度のデポジットかパスポートの預かりが必要で、ホテルだと宿泊者ならそういった手間は要らない。ホテルのミニサイクルはややボロかったので、新しい自転車を取り揃えているレンタル店で借りてみたいと思った。

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市場から南のナイトバザールの方へふらふらと走っていて見つけたのが、いかにもイスラム系っぽい雰囲気の食堂。場所は金曜朝の雲南市場が開かれるハラル通り(Charoen Prathet 1 Alley)沿いにある。調べてみるとカオソーイの有名店らしい。カオソーイはチェンマイなど北部タイで食べられているカレースープのラーメンだ。

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訪れたのは11時頃の比較的空いている時間帯。イスラム系の店にビール(アルコール)は置いていない・・のはわかっていたので、近くのセブンイレブンでシンハーを買って持ち込んだのだが、持ち込みもダメと断られてしまった。残念。

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カオソーイ(70バーツ、230円ぐらい)登場。カオソーイといえば平打ち麺などの茹で麺にトッピング的に揚げたカリカリの麺が組み合わさっているのが普通だが、ここのは揚げ麺というより柔らかめのベビースターな食感。スープもあっさりで、カレー味は弱め、ココナッツミルクも薄く、全体に線が細い印象だ。マナオ(タイのライム)を絞るとようやく奥行きが出てくる印象だが、香菜を散らした薄味ココナッツカレースープ、慣れると案外悪くはない。ただ、付け合わせの漬物はやや人工的な甘酸っぱさで、加えないほうがいいと思った。

実は到着日の夜にも近所の食堂でスープ麺やパッタイをテイクアウトしたのだが、お約束の化学調味料が入ったチープな味でほとんど記憶にない。よってこの「カオソーイ イスラム」が最初の本格ローカル飯ということもあり、やや甘めな(★★★☆☆)とします。



# by tadodays | 2017-05-09 00:05 | チェンマイ旅行

ボディ セリーヌ チェンマイとチェンマイの宿泊雑感・・・★★★☆☆

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チェンマイには昔は中心であっただろうエリアに、堀で囲まれた約1.5km四方のオールドタウンが広がっている。上の写真はオールドタウン内から北側の堀を撮ったもので、右手のグリーンの部分に堀が巡らされていて、レンガを積んだ城郭跡なども残っている。オールドタウンには観光夜市のサンデーマーケットが立ったり、有名な寺院が点在したりと、チェンマイを訪れるツーリストが最初に目指す場所になっている。今回の宿泊先も歩いて回るのに便利そうなこのエリアにしてみた。

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ボディ セリーヌ チェンマイ」はオールドタウンの南東エリアに位置するブティックホテル。今回、主に食情報で参考にさせてもらったブログで紹介されていたのと、写真の雰囲気が良さそうだったのが決め手になった。クラシックな建物の雰囲気がなかなかで、とくに朝食会場にもなる中庭は落ち着けて良かった。値段はGWシーズンで1泊1万円を超えたので、僕らの感覚ではやや高め。

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プールのある2階からの眺め。とにかく建物の内観が素敵で、客室も広く、調度品も雰囲気がある。ただし難点も幾つかあって
・WiFiが部屋では繋がりにくく、すぐ切れる
・WiFiが切れると、パスやIDを再入力する必要がある
・朝ごはんは期待しない方がいい
という具合。また、見慣れてくるとオールドタウンに特に見所があるわけではないので(ホテルやゲストハウス、ツーリストインフォ、レストランや食堂やカフェ、レンタサイクル&バイク屋、刺青屋が多く、要するに観光化され尽くした感じ)、他のエリアで探すのもいいかもしれない。

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ちなみにオールドタウンを散策していて見つけた「Makka Hotel」は素敵な雰囲気で、より新しそう。値段はボディセリーヌより少し安いようだ。次に来ることがあったらマッカにするかな。

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中庭の雰囲気が少し似てる。写真を撮らせてもらった時のレセプションの雰囲気も親切だった。

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こちらはマッカホテルと同じ道沿いにあったゲストハウス「Counting Sheeps at CNX」で、ここなら1泊2000円を切ってくるし、フロントの雰囲気も今風で居心地が良さげだった。こんなところで安くあげるのも悪くないかな。どっちもレビューサイトでは高得点をマークしているし、次に訪れることがあれば試してみたいかも。ちなみにオールドタウンとその周辺だけでも1000を超える宿泊施設があるんじゃないでしょうか。


# by tadodays | 2017-05-07 23:18 | チェンマイ旅行