西安 3日目 柳巷面馆・・城壁散策からヘルシーうどんへ

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回民街の話ばかりで、西安の話をまったくしていなかった。西安は人口850万人の大都市で、漢の時代には長安と呼ばれていた都だ。シルクロードの起点としても知られ、秦の始皇帝の陵墓の周りに埋められた兵士や馬を形どった兵馬俑は特に有名だろう。そして、古代の城壁がほぼ完全に残っている街でもある。写真がその城壁を、城壁の内側から見たところ。

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こちらはお堀を挟んで城壁の外側から見たところ。レンガを積んだ分厚い城壁が西安市中心部を、南北に3km、東西に5kmの長方形に取り囲んでいる。今回僕がいたのは、この写真を撮るときに少しだけ城壁の外へ出たのを除けば、ほぼ完全にこの城壁の中。ホテルも、回民街も、西安の繁華街もすべてその中にあった。ただ、城壁の外には街がないのかというと、城壁の外もぎっしりとビルやマンションが立ち並ぶ近代都市だ。

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餃子を食べたあと、そんな西安の南側の城壁の内側近くを散策する。写真は画廊が軒を連ねるエリア。

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ベランダに金網が張られた古い団地は中華圏で良く見かける風景。翌朝は飛行場に直行予定なので、名残を惜しんで歩きます。足の速い冬の陽はそろそろ夕方の色になってきた。

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日暮れ前、事前に酒徒先生のブログで気になって調べておいた麺の店、柳巷面馆 liu3guang3mian4guan3 にたどり着く。中の暖気が逃げ出さないように、ビニール製の布団みたいな扉が吊ってあって、風情は無い。

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中は細長いつくりで、部屋も複数あるみたいだ。夕方の半端な時間だというのに常に満席、ひっきりなしに客が入れ替わる。

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品書きは柳巷面のみ、大碗15元か小碗13元のシンプルな選択肢で、肉を追加が8元、野菜を追加が3元、面を追加が2元。入り口のレジで注文後、西安お得意の札をもらってテーブルにつく。清真の文字が記されている通り、この店もお酒は無い。今回入った店でお酒が出る店は無かったと思う。

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最初に蕎麦湯ならぬ面湯が来る。面を茹でたぬるりとした湯はヘルシーな気もするが、独特の甘みが魅力的な蕎麦湯と違い、味わいには欠ける。とはいえ中国では水餃子を茹でた時の湯を飲む習慣もあるから驚くには当たらないです。

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テーブルには生ニンニクが常備される。面とか餃子はこいつをガリガリかじりながら食べると、味に奥行きが出る。

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けっこう寒い室内で湯を啜って暖を取っていると柳巷面がやってきた。茹でたうどんを丼に放り込んだだけみたいなビジュアルだが、秘密は丼の底。

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底まで箸を入れてゆっくりと混ぜると写真のようになってくる。丼の底に具材とスープが溜まっているのだ。

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豆モヤシ、シャンツァイ、賽の目にカットしたニンジン・カリフラワー・じゃがいも・キクラゲ、それに牛肉。タレは豆板醤や黒酢に唐辛子や花椒が効いている。不揃いな面もちゃんとコシがあって、実にヘルシーな味わいだ。ただ、酒徒先生も言っておられるように底のスープというかタレはかなり濃い味。混ぜすぎると味がしつこくなってしまうので、あまり馴染ませずに食べていくのが吉である。柳巷面、日本にもうどんの新バリエーションとして入ってきてほしい。

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余談だが、箸がどこにもなくて焦ったら、写真のような箸マシーンから取り出すのでした。随分でっかい箱なんだが、どれだけ箸が入っているんでしょうね?
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by tadodays | 2016-02-02 20:38 | 西安旅行
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