2016GWの北京 1日目 吉林省駐京弁餐廳・・初めての駐京弁はいろんな意味で難しい?

夜、すでに満腹近いビール腹をさすりつつ、初日ラストを飾るレストランを目指す。そのレストランとは今回の旅の目玉の一つ「駐京弁」だ。駐京弁とは首都北京に各省や自治体が置く駐在事務所のことで、多くの場合ホテルや、その土地の料理を供するレストランが併設されているらしい(酒徒先生もしくはayazi先生情報)。ハードルが高そうなので今までは避けていたのだが、通う店がほぼ固まってしまった僕らには期待の新天地。今回は吉林省の京駐弁に白羽の矢を立てた。

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地铁十号线の牡丹园 mu3danyuan2 で降りて北太平庄路を南へ、三环を左折したら北京市红十字血液研究所を左手に見つつ、敷地の東端にあるT字路を左折した細道沿いにあるのだが、レストランが同居するホテルが雪松宾馆 xue3song1bin4guan3 などと吉林省をイメージしにくい名前の上、同じ敷地の入り口手前側には山东省のホテルまであり、おまけに敷地は奥まっていて超わかりにくい。

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ホテル入り口のレセプションで尋ねてようやくここだよと言ってもらえたが、レストラン(食堂って感じ) の入り口にさえ、吉林省とは一言も書いていない。

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テーブルについても奥様の表情は硬いままだが、店内のポスターに吉林省とあるのと、メニューに酒徒先生のブログで見かけた料理名が見つかって、僕的には一安心だ。怪訝そうに店内を見渡す彼女を横目に、ブログの料理をそのまま注文していく。最初にやってきたのが、この锅包肉 guo1bao4rou4、48元だ。豚の薄切りヒレ肉の衣揚げに、酢豚のような甘酸っぱい餡がかかっている。素直な味付けは悪くないが、単純な料理ゆえに単調というか、少しあればいいかもだ。

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お次は狗肉锅、平たく言うと犬鍋だ。広州以来の狗肉に期待が膨らむが、参考にしたブログにあった犬鍋とは見た目が違う。豆腐白菜鍋(大豆腐白菜 da4dou4fubai3cai4)と犬鍋(石锅狗肉 shi2guo1gou3rou4)の2つを頼んだところ、店側が2人では食べ切れないだろうと気をつかい、鍋を1つにまとめ、白菜鍋に犬肉を投入したらしい。そういえば生真面目そうな店員さんがやってきて、スマホの日本語訳で注文を確認してくれたのだが、そこには「私たちはお客様に、白菜鍋と、犬鍋を、少しの量で提供します」と書かれていた。こちらとしてはそれぞれの量を控え目にするという意味にとったが、まとめて一つにしますよの意味だったみたいだ。気にかけてくれたのは嬉しいが味は微妙。白菜鍋ベースの味噌っぽいスープ自体は悪くないものの、犬肉の魅力が発揮されていない。食感はそのものだが、香りや旨味は我々の記憶よりだいぶ劣る。味噌っぽいスープとの相性とか、肉が冷凍かもとか、敗因は色々ありそうだ。

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こちらは奥様が頼んだ葱油饼 cong1you2bing3。素材の風味が活きる素朴な味わいだが、満腹気味の我々には単に重いというか、食べ過ぎだ。

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店の人気メニューだという高级凉面 gao1ji2liang2mian4 30元も頼んだ。柔らかいのに弾力に富むモチっとした麺や酸味が爽やかなスープなど、北朝鮮と国境を接する吉林省ならではの本格を感じる逸品だが、もはや満腹でちゃんと味わえず。吉林省駐京弁、地味で控えめな料理にクラシックな中華料理の底力を感じないことはないが、僕らにはマニアック過ぎた。次は一番人気の四川省や、貴州などの駐京弁を狙ってみたい。
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by tadodays | 2016-05-08 23:31 | 北京旅行
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