ポークルートゥン・・どローカルな屋台で味わう脅威のスープ・・★★★★★

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料理教室の直後とあってお腹は減っていないのだが、サパーンタクシン駅からバス圏に、気になるスープの店「ポークルートゥン」があるのだ。そんなわけで料理教室では控えめに食べて、お腹を少し開けておいた(笑)。雨季が嘘のような炎天下の中、まずは奥様が駅近くの漢方ドリンク店で青汁を補給するの図。

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見た目はこんな。いかにも草っぽい風味だが、自然な甘さは悪くない。値段は忘れました。

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iPadに保存してきた地図を頼りに歩き始めるが、思ったより距離がありそうだ。サパーンタクシン駅からジャルンクルン通りをまっすぐ南西に、アジアテークの方に降りていけばいいはずなので、やってきたバスに適当に乗って3つほど先の停留所までワープするの図。運賃はエアコン無しバスで9バーツ(30円弱)。

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降りたところ。いい感じの街並みが広がっている。

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目的の屋台はソイ89と91の間に挟まれた細道の奥にあるという。ジャルンクルン通りの入り口付近や、細道沿いにも屋台が営業中だ。

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手前の屋台を横目にグイグイ奥へ進むとその先の道が右へとLの字に曲がるどん突きに何か見えてくる。

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マジわかりにくいって。隠れ家的というより、隠れてませんかね?

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帽子みたいな蓋のついたアルミの鍋がズラリと並んでいて、二段に重ねられていたりもする。こいつでスープを蒸すというわけだ。「激旨!タイ食堂」によればスープだけで15種類もあるらしい。

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こんな風に小ぶりの陶器に肉や野菜、ハーブを入れて蒸し上げるところは広州のスープに似てる。常連客を見ていると、メニューを見るのではなく直接鍋の蓋を開けて、好みのスープの顔を見てを選んでいるようだ。

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豚(栗)のスープ登場。濃厚なスペアリブのスープは旨味をグッと煮詰めたよう。丸のままのニンニク、栗、ナツメ、クコの実などが、溶け出した脂の甘味とベースの塩味に複雑さを与え、柑橘類が後味に爽やかさを加えている。広州でも似たような漢方スープは飲んでいるのだが、旨味の濃さが段違い。もちろん、ホロホロになったスペアリブや栗は食べても美味しい。

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鶏と冬瓜のスープも頼んだ。豚のスープよりはるかに濃いライムの酸味に驚くが、間髪を入れずに鶏らしい濃厚な旨味がやってくる。後味にホーリーバジルのようなハーブの香りが残るところは漢方っぽい。骨つきの鶏肉はもちろん、みっちりとした肉質の冬瓜もスープをたっぷりと吸い込んで美味しい。豚のスープと同じぐらい美味だが、やや塩が強い。

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ネットで紹介されていたクイチャーイカオ(黄ニラの炒め物)にも、スープと同じような濃い旨味を感じた。大量のひき肉、表面をナンプラーに浸したような塩気のある丸い厚揚げ(中はふわり)などが効いているのだろう。シャキシャキした食感とたっぷりの旨味が楽しめる。バンコクは黄ニラの料理が安いなあ。

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カイラン菜を揚げ豚とニンニクと一緒に炒めたパッカナームクロープは「タイ行ったらこれ食べよう!」という今回最もお世話になったガイド本で見かけた。カイラン菜はほうれん草や小松菜のようで、茎はポクポクとした食感。全体にほんのり甘味と爽やかなほろ苦みがあり、穂先は菜の花みたいだ。揚げた豚肉は表がカリッと、中はトロッとして、旨味が濃いからカイラン菜とよく合う。ベーコンよりいいかもしれない。付いてきたバサバサのご飯も、炒め物と一緒に食べると程よい感じになった。干し魚をほぐした身のようなものも味わいを深めているようだ。

アジアテークに近い隠れ屋台ことポークルートゥン、どの料理も素晴らしく、特にスープの味わいは衝撃的ですらある。値段は上記4品を頼んで合計310バーツ(約1000円)。ちょっと分かりにくい場所にあるけれど、文句なく<オススメ度 ★★★★> 。思えばここから、バンコクの屋台に開眼の日々が始ったのである。



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by tadodays | 2016-10-23 00:03 | バンコク旅行
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